こんにちは、山口不動産のユウキです。
今回は、福岡市東区美和台のN様邸、ブロック塀とフェンスの外構工事です。
既存のブロック塀は外に傾き、フェンスは数箇所が折れていたため、古いブロック塀とフェンスを解体し、新しいものを新設する工事になります。
ブロック塀とフェンスの解体
2段のブロック塀ですが、外に傾いており、フェンスは折れているため、地震や大雨などで倒壊する危険性があります。天端のブロック穴も埋められていないので劣化も早かったのでしょう。
ブロックが割れている、またはヒビが入っているところが数ヶ所あります。このようにブロックが割れているのは非常に危険です。
フェンスの解体
フェンス本体を取り外しているだけで、ブロックが崩れ落ちました。かなり危ない状態でしたね。
ブロック塀の解体
ブロック塀は電動ピックで斫りますが、鉄筋が1本も入っていませんでした。どうやら手抜き工事だったようでブロック塀の強度が低い原因の1つでしょう。
ブロック塀を解体してみると、このような空洞が数ヶ所見つかりました。このままでは危険なので、後に真砂土で埋め戻します。
ブロック塀とフェンスの新設
まずは、既存の基礎に差筋アンカー用の穴を空けていきます。
差筋することで、既存の基礎とブロック塀が一体化するため、強度が高くなります。
ブロック塀の1段目を積んだ状態で、縦の差筋と横の鉄筋を結束します。
縦筋と横筋を入れてモルタルで埋めていきます。同時に、ブロック裏を真砂土で埋めたり、目地を仕上げていきます。
ブロックを2段積んだところで、フェンスの支柱を立てていきます。
ブロックの天端を仕上げ、ブロック裏は真砂土で埋め戻します。
フェンスの支柱にフェンス本体を取り付けて完了です。
ちなみに、フェンスの支柱を立ててから最低でも24時間はモルタルを乾かし、フェンス本体を取り付けます。
今回、お客様はブロック塀の倒壊を心配されていましたので、フェンスのデザインは以前と同じような縦格子のフェンスです。
また、少しでも費用を抑えたいということで、以前の化粧ブロックではなく、12cmのコンクリートブロックを提案させていただきました。
今回のように、ブロック塀の中にきちんと鉄筋が使われているかは、解体するまで分からないため、今回の外構工事を行って本当に良かったと、お客様も安心された様子でした。
弊社では、ブロック塀とフェンスの外構工事も承っておりますので、ブロック塀の傾きや割れなどが気になる、フェンスを新調したいなど、ブロック塀やフェンスが気になる方は、弊社の無料お見積もりをご利用ください。
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